更新日:令和3年12月15日
8月25日(水)に本年度の「子ども司書講座」の第4回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は6期生になります。
第4回目は「ビブリオバトルをやってみよう!」「一宮のことを知ろう!」ということで、ビブリオバトルのやり方や一宮の歴史について学びました。
ビブリオバトルとは、5分間で本を紹介しあい、もっとも読みたくなった本を選ぶというゲームです。「知的書評合戦」とも呼ばれています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
午前はビブリオバトルについて学びます。
受講生の多くはビブリオバトルを知っているようですが、実際にやるのは初めての子がほとんど。
ルールを確認し、ビブリオバトルの大会の映像をみたり、全国の取り組みについて聞きました。
ビブリオバトルの準備の前に、まずは隣同士で自分の持ってきた本について3分間紹介することに。
話が続かずに苦戦する子がほとんどです。ここから本の内容を整理していきます。
まずは本を読み返しながら、本のあらすじを3行くらいにまとめます。
次に付箋を使って本の内容や自分の感想、著者情報やその本の背景情報などを書き出します。
本のあらすじや自分のおすすめポイント、著者についてなど思いついたものをどんどん書き出していきます。
書き出した付箋を並べて整理しながら一番伝えたいことを決め、それを中心に話の流れを組み立てます。
最後は4グループに別れてビブリオバトルを行い、チャンプ本を決定しました。
最初に比べて、本の魅力やおすすめポイントなどをしっかり話すことができるようになりました。
みんなお互いの発表を聞いて、読んでみたい本がたくさん出てきたようです。
午後は、一宮市が市制施行100周年ということで、100年前から現在までの一宮市の歴史を学びました。
昔の写真や本を見て、ワークシートに書き込みながら当時の様子を想像します。
図書館も100年前の一宮市にはありましたが、建物や蔵書の数など現在とは全く異なることに驚いていました。
中には難しい話もありましたが、みんな真剣に聞いていました。
自分の住んでいる地域でも初めて知ることがたくさんあったようです。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。