更新日:令和3年12月15日
11月21日(日)に本年度の「子ども司書講座」の第5回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は6期生になります。
第5回目は「イベントの企画をしよう!」「一宮について調べたことを発表しよう!」ということで、図書館のイベントの企画に挑戦したり、自分が調べてきたことを発表したりしました。
まず図書館のイベントにはどんなものがあるか、どんな効果があるかを学びます。
この子ども司書講座や、これまで学んできたビブリオバトル、おはなし会も図書館のイベントの一つです。
今回はグループで一つのイベントを企画していきます。
いきなりイベントの内容を考えるのは難しいため、まずは1人でたくさんのアイデアを出します。
みんなが行きたいと想う場所や催しものの良いところと、図書館を結び付けて新しいアイデアを考えていきます。
3分間で良いところと、図書館を結び付けたアイデアをどんどん書き出していきます。
短い時間の中でもみんなしっかりアイデアを出せています。
アイデアをたくさん出したら、グループで一番おもしろい、行きたいと思うアイデアを1つに決めます。
今度はグループで付箋を使ってどんどんアイデアを出していきます。
イベントを行う上で何が必要になるのか、どうすれば興味を持ってもらえるか話し合いながら、1つのイベント企画書を書き上げていきます。
最後にグループで企画したイベントを発表しました。
グループでしっかりアイデアを出し合いながら、細かいところまで内容を決めることができていました。
午後は一宮の昔について調べてきたことを発表します。
第4回で100年前の一宮について学び、興味をもったことや気になったことを調べてきてもらいました。
受講生にとって地域のことを調べるには難しい本が多い中、インターネットや市内の施設などをうまく活用して調べられていました。
みんなが調べてきたテーマは自分の通っている学校の歴史や住んでいる地域こと、一宮の偉人や繊維のことなど、多岐にわたります。
受講生は市内全域から集まってきているため、同じテーマでも住んでいる地域によって発表の内容も変わります。
みんなの発表を聞いて、まだまだ自分の知らないことがたくさんあると実感したようでした。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。