更新日:令和4年12月15日
8月18日(木)に本年度の「子ども司書講座」の第3回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。本年度は7期生になります。
第3回目は「ビブリオバトルをやってみよう!」「一宮の歴史を知ろう!」ということで、ビブリオバトルのやり方や一宮の歴史について学びました。
ビブリオバトルとは、5分間で本を紹介しあい、もっとも読みたくなった本を選ぶというゲームです。「知的書評合戦」とも呼ばれています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
午前はビブリオバトルについて学びます。
受講生の多くはビブリオバトルを知っているようですが、実際にやるのは初めての子がほとんど。
ルールを確認し、ビブリオバトルの大会の映像をみたり、全国の取り組みについて聞きました。
ビブリオバトルの準備の前に、まずは隣同士で自分の持ってきた本について3分間紹介することに。
話が続かずに苦戦する子がほとんどです。ここから本の内容を整理していきます。
まずは本を読み返しながら、本のあらすじを3行くらいにまとめます。
次に付箋を使って本の内容や自分の感想、著者情報やその本の背景情報などを書き出します。
本のあらすじや自分のおすすめポイント、著者についてなど思いついたものをどんどん書き出していきます。
書き出した付箋を並べて整理しながら一番伝えたいことを決め、それを中心に話の流れを組み立てます。
3分間に話すことを整理したら、早速実践です。
今度は4グループに別れてビブリオバトルを行いました。
最初に比べて、本の魅力やおすすめポイントなどをしっかり話すことができるようになりました。
その後、グループでチャンプ本に選ばれた人を集めて、チャンプ本決定戦を行いました。
みんなお互いの発表を聞いて、読んでみたい本がたくさん出てきたようです。
午後は、博物館の学芸員さんに、100年前から現在までの一宮市の歴史を教えてもらいました。
100年前と今の一宮市の面積がかなり違うことにびっくり。
江戸時代には100以上あった村が、少しずつ合併して今の一宮市になったことに驚いていました。
白地図に地域の名前を書くクイズでは、自分の住んでいる地域がわからず、みんな苦戦していました。
自分の住んでいる地域でも、初めて知ることがたくさんあったようです。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。