第4回(令和4年8月25日)

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更新日:令和4年12月15日

8月25日(木)に本年度の「子ども司書講座」の第4回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は7期生になります。

第4回目は「調べ学習をやってみよう!」「イベントの企画をしよう!」ということで、図書館を利用した調べ学習を学んだり、イベントの企画に挑戦しました。


まずは図書館の司書さんから調べ学習とはなにかについて学びます。



調べ学習ではテーマが大事! 1人ひとつずつ大きいテーマを決めます。
今回は「ロボット」「うさぎ」「漢字」「星座」など、身近なもので自分の興味があることからテーマを決めました。



テーマを決めたら、まずはそのテーマの言葉の定義を確認します。
調べ学習では、テーマがふわっとしてしまうと自分が何を調べているのか見失うこともあるので、ここはしっかりと辞典を引いて定義を書き写します。



書き写したら、そのテーマに対する「なぞ」を詰めていきます。ドーナツチャートと呼ばれる、アイデアを出すためのワークシートを使ってテーマについて素朴な疑問を書き連ねていきます。
疑問を出した後は自分の予想を書いていき、その中から一番調べてみたいことを1つ決めました。



調べる疑問を決めて予想が書けたら、実際に図書館の本を使って答えを探します。
探しに行く前に、図書館の本の分類番号と館内マップを使って、答えの書いてある本がどのあたりにあるのか確認しました。



準備ができたら5階の児童フロアへ出発!
本のタイトルだけで判断せず、実際に読んでみることが大切です。



たくさんの本を読んで答えを探す子もいれば、なかなか答えの書いてある本が見つからずに苦戦する子も。 司書さんに聞きながら、最後にはみんな疑問の答えを見つけることができました。



午後はグループで図書館イベントの企画に挑戦しました。
いきなりイベントの内容を考えるのは難しいため、まずは1人でたくさんのアイデアを出します。
みんなが行きたいと想う場所や催しものの良いところと、図書館を結び付けて新しいアイデアを考えていきます。



3分間で良いところと、図書館を結び付けたアイデアをどんどん書き出していきます。
アイデアをたくさん出したら、グループで一番おもしろい、行ってみたいと思うアイデアを1つに決めました。
短い時間の中でもみんなしっかりアイデアを出せています。



基になるアイデアを1つに絞れたら、付箋を使ってさらにアイデアを出していきます。



イベントを行う上で何が必要になるのか、どうすれば興味を持ってもらえるか話し合いながら、1つのイベント企画書を書き上げました。
グループでしっかりアイデアを出し合いながら、細かいところまで内容を決めることができました。

子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。