更新日:令和4年12月15日
11月20日(日)に本年度の「子ども司書講座」の第5回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は7期生になります。
第5回目は「おはなし会をやってみよう!」「調べたことを発表しよう!」ということで、おはなし会での絵本の読み方を学んだり、自分が調べてきたことを発表しました。
午前はおはなし会についてです。
まず、いつもおはなし会を行っている図書館のスタッフから、絵本とはどんなものか、おはなし会とはなにかということを学びました。
実際に絵本の読み聞かせもしてもらいました。小さい頃を思い出しながら聞いています。
ひととおり説明を聞いたら、いよいよ絵本を手に取ります。
絵本はジャンル別にわかれており、グループでひとつジャンルを決めて、さらにその中から一人ずつ気に入った絵本を手に取ります。
最近あまり絵本を読んでいなかった受講生も、懐かしい気持ちでページをめくりました。
おはなしの内容を把握したら、実際に読み聞かせのために絵本を開いて見せる練習です。
みんな一斉に読み始めます。
実際におはなし会を想定して、グループ内でお互いに読み聞かせをしています。
みんな恥ずかしがることもなく、上手に読んでいました。
見てみるのとやってみるのではだいぶ印象が違って、絵本の読み聞かせも奥深いことに気づけたようです。
最後は実践としてみんなでおはなし会を行います。
代表として四人がみんなの前で読み聞かせをしました。
若干緊張しながらも習ったとおりに、おおきくゆっくりと話すことが出来ました。
午後は第4回で学んだ調べ学習の実践として、自分で調べてきたことを発表します。
みんなの選んだテーマは「お金」「雲」「図書館」「植物」など身近なもの。
同じテーマで調べた子もいましたが、疑問や予想、発表の内容が異なるため、新しい発見がありました。
みんなの発表を聞いて、自分の知らないことがたくさんあると実感したようでした。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。