更新日:令和5年12月14日
11月19日(日)に本年度の「子ども司書講座」の第5回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は8期生になります。
第5回目は「おはなし会をやってみよう!」「調べたことを発表しよう!」ということで、読み聞かせのやり方を学んだり、自分が調べてきたことを発表しました。
午前はおはなし会についてです。
最初に、いつもおはなし会を行っている図書館のスタッフから、読み聞かせとはどのようなものなのか、どんな本を選ぶといいかなどを教えてもらいました。
次に、図書館のスタッフの読み聞かせを聞き、一緒に手遊びをしました。久しぶりのおはなし会でみんな楽しそうでした。
それでは、実際に絵本を手に取って読み聞かせをしてみます。
用意された絵本はテーマごとに分けられており、グループで1つのテーマを決めました。みんなが選んだテーマは、「季節を感じられる(冬)」「クリスマス」「ロングセラー」「昔話」でした。用意された絵本の中には、みんなは読んだことのある絵本もあり懐かしさを感じていました。
テーマで用意された絵本の中から、読みたい絵本を選んでいきます。
おはなしの内容を音読して把握していきます。また、読み聞かせは本の持ち方も大切です。きちんと本を開いて読み聞かせができるように練習をします。
実際のおはなし会を想定して、グループで読み聞かせをしてみました。思ったようにできた子、緊張した子、難しかった子など感想はさまざまでした。
読み聞かせを見ているだけと実際にやってみるのでは、だいぶ印象が変わり、絵本に対する理解も深まったと思います。
最後に、グループの代表の4人が全員の前で読み聞かせをしました。緊張していましたが、とても上手でした!
午後は、第4回で学んだ調べ学習を実際に自分でテーマを決めて調べたことを発表していきます。
2人1組になってお互いの発表を聞き、質問をします。どんなテーマでどんなことを調べたのか、身を乗り出して聞いていました。
みんなの選んだテーマは、「恐竜」「アイスクリーム」「虹」「図書館」など身近なもの。中には、「白血球」「鉱石」「タマムシ」といった踏み込んだテーマで調べてきた子もいました。
発表と質問が終わったら、お互いへの感想をカードに書いて渡しました。発表を聞いて、自分の知らないことがたくさんあると実感したようです。
感想カードをもらって嬉しいと言っている子もいました。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。