更新日:2024年10月2日
7月15日(月・祝)に本年度の「子ども司書講座」の第1回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は9期生になります。
第1回は「子ども司書の役割・図書館の役割」と「ポップづくり」について学びました。
最初に開講式が行われ、一宮市が宣言した「子ども読書のまち宣言」を読み上げました。
次に、4つのグループに分かれて自己紹介を行い、メンバーの共通点をさがしました。あるグループは「みんな小説が好き!」という共通点が見つかりました。
さっそく最初の講義が始まります。午前中は「子ども司書の役割・図書館の役割」として、講師に東海ナレッジネットさんをお招きし、子ども司書や図書館はどのような役割を果たしているかなどを学びました。
中央図書館の見学に出発!普段はいることができない自動化書庫や閉架書庫などを探検します。各階にある出納ステーションでは、自動化書庫から運ばれてきた本がここに届くと知り、驚いていました。
受講生には、疑問に思ったことと発見したものを付箋に書いてもらいました。いつも図書館でみんなが見ている部分だけでなく、見えていない部分も見学したことで、新しい発見がたくさんありました。
見学から帰ってきたら、付箋を地図に貼っていきます。どんな発見があったかな?
発見したものや疑問に思ったことをみんなで共有しました。また、図書館司書が受講生から出た質問に答えていきます。
今回学んだ子ども司書や図書館の役割などを踏まえて、これからの講義を頑張っていきましょう!
午後からはポップ作りを学びました。みんなに持って来てもらった好きな本を題材にポップを作っていきます。
まずは、POPにどのようなことを書くか考えていきます。特に本のキャッチフレーズを考えるのが難しく、頭を悩ませている子もいました。
本の内容を改めて確認している子もいました。こんなこと書いてあったんだ!という新しい発見もあったようです。
使っている道具は、実際に図書館司書たちが使用しているものです。画用紙や折り紙を切ったり、色鉛筆でカラフルにするなどして、見てくれた人に伝わるよう工夫を凝らしていました。
完成!!皆さん、とってもよく頑張りました!
受講生たちが作ったPOPは、7月から9月まで中央図書館5階で展示されました。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。