更新日:2024年10月2日
7月24日(水)に本年度の「子ども司書講座」の第2回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は9期生になります。
第2回は各図書館にわかれて「カウンター体験」など、実際の図書館業務を体験しました。
まずはカウンターに出る前に、機械の使い方やカウンターの対応の仕方について学びます。こちらは中央図書館の様子です。
説明と練習が終わったら。実際にカウンターに出て貸出・返却を行ないました。図書館の本やCD・DVDにはICタグが付いているので、ボタンを押すとどの本が置かれたのか自動で読み取ってくれます。
図書館のCD・DVDは頑丈なケースに入っています。貸出をするときはこのケースを外します。また、中のCD・DVDに割れや傷がないかを確認します。
尾西図書館の様子です。雰囲気は各図書館で違いますが、使っている機械はどこの図書館も一緒です。
こちらは、木曽川図書館の様子です。
こちらは、子ども文化広場図書館の様子です。
普段は入ることができない場所でも作業をします。
中央図書館では、自動化書庫から呼んだ本を取り出す出納ステーションで本を取り出しました。また、児童書がたくさんある閉架書庫に入って本を探しました。
こちらは、尾西図書館の閉架書庫です。ボタンで書架が動くようになっています。
返却された本に何か挟まっていないか、汚れなどはないか確認します。
返却された資料を、元々あった場所に戻す作業をしています。本がどのように並んでいるのかを教えてもらいながら戻していきます。図書館には本がたくさんあるので、元々の場所を探して入れるのはとても大変です。
予約された本を書架からピックアップする作業をしています。図書館のWebOPACや他の図書館で予約された本は、1冊1冊書架から取り出して用意しています。
図書館の本には、汚れたり傷がついたりしないように「ブッカー」と呼ばれる透明のビニールのカバーがかけられています。今回は、自分の本を2冊持って来て装備体験をしました。空気が入ってしまったり、ブッカーがくっついてしまったりと苦戦しましたが、しっかりと装備することができました。
最後に、今日体験したことをレポートにまとめました。
実際にカウンターに立つなど、図書館で働いている人のさまざまなお仕事を体験することができ、とても貴重な経験になりました。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。