更新日:2024年10月2日
8月23日(金)に本年度の「子ども司書講座」の第4回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は9期生になります。
第4回は「調べ学習をやってみよう!」ということで、図書館の本を使った調べ学習に挑戦しました。
まずは、図書館のスタッフから調べ学習について学びます。
調べ学習では、テーマを決めて調べることが大事!グループにつき1つ大きなテーマを決めます。今回は「ピアノ」「トランプ」「カップめん」「コンビニエンスストア」について調べることが決まりました。
まずは、テーマの言葉の定義を確認します。調べ学習では、テーマがふわっとしてしまうと自分が何を調べているか見失ってしまうことがあるので、ここはしっかりと事典を引いて定義を調べます。事典の引き方についても学びました。
中には、定義の中に出てくる単語についてさらに調べているグループもありました。
次に、テーマについて疑問に思ったこと・予想することを、ドーナツチャートに書き出していきます。調べ学習では、疑問について予想することもとても大事です。
それぞれが出した疑問をグループで共有し、調べることを3つ決めていきます。どんな疑問があるか、その疑問についてどのように予想できるかをグループで考えていきます。
また、実際に本を使って調べる前に、どの分類に答えの書かれた本がありそうかを確認しました。
午後からは、児童調べ学習室や5階の児童フロアにある本を使って実際に調べていきます。本のタイトルや分類で判断するだけでなく、本の内容まで読んでみることが大切です。また、見方を変えてみると新しいヒントが見つかることもあります。
棚の分類から本を探す子、OPACを使って探す子、図書館スタッフに聞いて一緒に本を探す子など、グループで協力して疑問の答えを見つけます。
本がある程度揃ったら、本の内容から答えを探していきます。
本をたくさん広げているグループ、答えを見つけて共有するグループなどみんなそれぞれ。時間が決められている中で、答えがなかなか見つけられないグループもありました。
疑問が解決できたら、グループで1枚の発表用紙にみんなでまとめます。イラストを入れたり、カラフルにするなど各グループで工夫して作っていきます。
疑問が解決できなかったグループもありましたが、それも調べ学習の醍醐味!答えが見つかったら教えてくださいね。
こちらが、みんながまとめた調べ学習の結果になります。
みんな、大変よく頑張りました!
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。