第3回(2025年8月8日)

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更新日:2025年11月14日

8月8日(金)に本年度の「子ども司書講座」の第3回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。本年度は10期生になります。

第3回は「ビブリオバトルをやってみよう!」「おはなし会をしてみよう!」ということで、ビブリオバトルとおはなし会を実際に体験しました。



午前は、ビブリオバトルについて学び、実際にやってみました。
ビブリオバトルとは、5分間で本を紹介しあい、もっとも読みたくなった本を選ぶというゲームです。「知的書評合戦」とも呼ばれています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
今回は、3分間で本を紹介するミニ・ビブリオバトルを行いました。



最初に、グループにどんな子がいるかを知るために、改めて自己紹介を行いました。


続いて、ビブリオバトルの内容について学びます。今回の講師は、図書館のイベントでビブリオバトルを担当している図書館スタッフです。子どもたちの中にはビブリオバトルを知っている子もいましたが、実際にやったことない子がほとんど。ルールなど基本的なことを学んでいきます。


ビブリオバトルを行うためには、紹介する本に付いてより理解を深める必要があります。今回は、持ってきた本の内容だけでなく、表紙や裏表紙、帯、イラストなどにどんなことが描かれてるかを確認しました。「こんなこと書いてあったんだ!」と新たな発見があった子もいたようです。


 
いきなり本を紹介することは難しいので、ビブリオバトルを始める前に「本の地図」を作成していきます。付箋に紹介したいことをたくさん書き、A3の白紙に貼っていきます。本を読んで感じたこと、書かれていたこと、本から連想されたことなど、みんなに紹介したいことをどんどん書いていきます。



付箋に書き出すことが終わったら、今度は書いた内容を仕分けます。その後、ワークシートに特に紹介したいことを3つ選んでまとめます。中には「3つじゃ足らない!」と言っている子もいました。



まとめることが終わったら、一度練習をしてみます。本番と同じようにビブリオバトル専用のタイマーを使って3分を計ります。実際に声に出して練習をしてみると、だんだんみんなの声がなくなってしまいました。時間が余ってしまったようです。



本番に向けて修正します。3分間で自分の伝えたいことを言葉にして紹介することはとても大変ですが、言葉を絞り出して本の魅力をみんなに伝えます。


 
いざビブリオバトル本番!一人ずつ3分間で本を紹介し合います。練習した甲斐があったからか、今回は3分間ずっと発表者の声が聞こえていました。



発表が終わったら、その都度1分半の質問タイムです。本の紹介を聞いて気になったところを質問していきます。実際に本や表紙を見て質問している子や、読んだことある本について、自分の好きなところなど感想を伝えている子もいました。



全員の発表と質問が終わったら、最後に投票を行います。自分が1番読みたい!と思った本を「せーの!」で指をさし、各グループのチャンプ本を決めます。



チャンプ本に選ばれた子、おめでとうございます!
各グループのチャンプ本を順番に聞いていきます。投票した子には、どうしてこの本を選んだのかも聞いてみました。

みんな、お互いのオススメの本の紹介を聞いて、読みたい本がたくさん出てきたようです。


 
午前の最後は、午後の講義「おはなし会をやってみよう!」で読む本を選びました。
用意された本はテーマごとに分かれており、グループでテーマを1つ決めます。子どもたちが選んだテーマは「かがくの本」「おもしろい話」「ロングセラー」「心あたたまる本」でした。
続いて、テーマ別に用意された絵本の中から、実際に読み聞かせをする本を選びます。昔読んだことのある本や、教科書に掲載されている本を手に取って懐かしさを感じている子、読んだことない本を見て興味深そうにしている子など。本の中を見て、どの本だったら読んで楽しいかなと考えながら選びました。

お昼ご飯を食べたら、いつも子ども司書講座を行っている7階講座室から飛び出て、毎週土曜日・日曜日におはなし会が開催されているおはなしのへやに出発!


    
午後の講義、「おはなし会をしてみよう!」の始まりです。
今回の講師は、毎月おはなし会を行っている図書館スタッフです。読み聞かせについて教えていただきます。



続いて、図書館スタッフの読み聞かせ「よかったね、ネッドくん」を聞き、一緒に手遊びをしました。久しぶりにおはなし会を聞く子もいて、嬉しそうでした。


 
読み聞かせの中で重要なポイント、絵本の持ち方についても学びます。絵本を片手で持って読むことはとても大変です。絵本がぐらつかないように読み聞かせができるよう、繰り返し練習をします。絵本の内容が頭に入ってきたときには、みんな絵本をぐらつかずに持てるようになりました。


 
練習が終わったら、いざ本番!実際のおはなし会を想定して、各グループでおはなし会を開催します。楽しく読み聞かせができた子、緊張で声が震えてしまった子など、感想はみんなさまざま。


 

 
最後に、グループの代表者4名が全員の前で読み聞かせをしました。司会も子どもたちで行ないました。緊張していましたが、とっても上手にできました!

今までおはなし会は見るだけでしたが、実際に読み聞かせをやってみたことで、絵本に対する印象や見方が変わり、より深く絵本の内容を理解できるようになったと思います。ぜひ、おうちの人や友人に読み聞かせをしてあげてくださいね。


子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。