更新日:2026年8月20日
7月12日(日)に本年度の「子ども司書講座」の第1回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
本年度は11期生になります。
第1回は「子ども司書の役割・図書館の役割」と「ポップづくり」について学びます。
最初に開講式が行われました。一宮市が宣言している「子ども読書のまち宣言」をみんなで読み上げます。

さっそく最初の講義が始まります。午前中は、東海学院大学で司書課程を教えていらっしゃるアンドリュー・デュアー先生をお招きし、「子ども司書と図書館の役割」と題して、子ども司書や図書館はどのような役割があるのか、読書をするとどんな良いことがあるのかについて学びました。
図書館の始まりは、今から約5,000年以上前から始まります。当時作られたくさび形文字で書かれた粘土板が、今も残っていることに子どもたちも驚いていました。図書館の歴史や役割について、今回初めて知ることも多かったのではないでしょうか。
子ども司書の役割は、学校や地域の活動、家族との時間を通して、友だちや家族に読書や図書館の楽しさを伝えることです。実際に行われている子ども司書の活動の1つとして、岐阜市立中央図書館の子ども司書ラジオの紹介がありました。

午前の最後は、中央図書館の見学に出発!受講生の中には、中央図書館に初めて来る子もいました。
普段は入ることができない事務室や屋上の自動化書庫を見学します。また、開架には郷土資料やAV資料などいろいろな資料があることを教えてもらいました。普段中央図書館を利用している子も、新しい発見があったようです。

各階にある出納ステーションで、自動化書庫から呼び出した本の出庫を体験しています。屋上にある自動化書庫から本が5~10分で自動で出納ステーションに届くことに、子どもたちは驚いています。

3月から5階に設置した「りんごの棚」。どんな人でも読書を楽しんでもらえるように、点字の本や大きな文字で書かれた大活字本などが置かれています。子どもたちは、実際に本を手に取って「すごい!」と言っていました。
5階の閉架書庫には、和装本や古い一宮市の資料など、貴重な本がたくさんあります。
和装本について、デュアー先生に解説していただいています。作文用紙の真ん中の隙間と和装本が関係あるとご存じでしょうか。実は和装本を作るときに用紙を折るためのスペースの名残が、今の原稿用紙の真ん中の隙間だそうです。子どもたちも、原稿用紙を書くときに疑問に思っていたことが解決できたようです。
今回学んだ図書館・子ども司書の役割を踏まえて、これからの子ども司書講座も頑張っていきましょう!

午後からは、図書館スタッフからポップづくりについて学びました。
最初に、ポップとはどのようなものか、どんな効果があるのか、ポップに書く内容などについて教えてもらいました。

ポップを作り始める前に、本の内容やおすすめしたいポイントなどを書き出していきます。

本を開いて、どんな内容が書いてあるか改めて確認をしています。こんなことが書かれていた!と新しい発見があった子もいました。
図書館スタッフが作成したポップの見本を見て参考にしています。こういうことを書けばいいんだ!とインスピレーションが湧いた子もいました。

色とりどりの画用紙から、土台となる色を選んでいきます。今回使用した画用紙やカラーペンなどは、実際に図書館スタッフがポップを作るときに使用しているものです。
その他、型抜きを使って色紙をいろいろな形に切り取っています。

最初から画用紙に書き出すことは難しいため、下書きをしています。

ペン書きして見やすくしている子、ポップをハサミで切っている子、切った折り紙をポップに貼っている子…。みんなさまざまな工夫をしています。

完成!!皆さん、とってもよく頑張りました!
子どもたちが作ったポップは、中央図書館5階自動貸出機横で8月31日まで展示しています。ぜひご覧ください!
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はウェブサイトでお伝えしていきます。